CX-5のデントリペア
- 関
- 2021年7月9日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年7月10日
CX-5のデントリペアです。ソウルレッドというマツダ車特有の赤です。
塗装をしないのがデントリペアなので、私あまり詳しくは知りませんが
複雑な塗装工程で仕上げられるキャンディー塗装に近いような塗膜だそうですね。
板金塗装屋さんによっては「うちでは再現できないでございます」と言われるとか言われないとか・・・
いやはや塗れたとしても普通の白色などと比べると、高額な修理金額と予想がされます
デントリペアで直せれば安いよなぁと思いつつ、まずは凹みを拝見です

凹みは左リアドア。デント屋さん的には難易度チョイと高めな場所です
↓ 上の凹みは小さめで問題ないのですが下の自転車のハンドルで付いたと、お客様から聴いている引きずり凹みが厄介です

押し付けられて線状(クリース凹み)になっています

↓ シマシマでみるとこうです

↓ まずは前ドアを開けて、配線のゴムはずして此処からツール侵入できるんじゃね?と。

トホホ。CX-5はどういう訳か配線が内側を通っており其処に孔(あな)はありませんでした。↓ 知らなかったでございます。甘くねぇ・・・

とゆうことで、泣きながらマツダの外車的な屈強内張を外していきます。ついでにガラスも外します
スピーカーの孔も施工に適しませんでした ↓ うわーん!

凹みの裏側はこんな感じ↓。サイドビームは交わしていたので一安心。
でも
「ソウルレッドは塗膜層が厚くメタリックの塗膜を乱すとデントリペア的に凹みは直っても違和感が残るからデンジャーやで!」
と、先輩筋から聞いてるので超慎重に施工していきます

施工後です↓ソウルレッドの美しさを荒らすことも無かったかと。



線状の引きずった凹みで打痕がはっきりありました上にデリケートな塗膜。
攻めないと直らない。でも微妙に攻めすぎると失敗。難しいです~
あらためてデントリペアはリスクのある仕事であると思いましたね。
やりがいありますけどね。
※これ以上凹みがきついとソウルレッドやマシーングレイ等は施工が厳しいので修理不可、又はちょいと割り増し料金になるかもしれません
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