本年も一般のお客様、業者様のおかげで一年終了です。
※来年は4日から営業していますのでどうぞよろしくお願いいたします。
で、以前の撮りだめなのですがね、今回ご紹介するのはエクシーガのフロントフェンダーの歪み除去です
ご依頼主様が、市販品のグルー引っ張り工具で凹み直しに挑戦しましたが、
直りきらないのでー。と、たまにある依頼です
※写真ではよーく見ないと、わからないのですが歪みの周辺の塗膜(クリア層)がところどころ剥がれて荒れています ↓
引っ張り(僕らはプーリングと言います)の衝撃で塗膜が剥離したのかとも思えますが、
僕が見た感じではおそらく使用したグルースティックの温度が高温すぎてクリア塗膜を犯してしまった様な状態かと思います。
市販のグルーガンではニューッと出してから、すぐに車のボディに接着すると温度が高すぎると思いますので少し冷ますことが必要かと思います。
因みに僕のグルーガンは温度調整ついてます
※依頼主さまに歪みは除去しますが、剥離しているクリア層はさすがに元に戻せませんよ。という事を了承していただいてから作業開始です
まずは正常な左フェンダーとシマシマボードで状態を比べます
左フェンダー。↓エクシーガのフェンダーは何台もリペアしていますがちょっと複雑なラインで手こずることが多いです。
※鋭角なプレスラインではなく緩やかな凹凸の組み合わせですので、単純に引っ張るだけでは直らないかなぁと思いますね。叩きも加えないと。
手直しする前の右フェンダー↓ シマシマがモヤモヤしているところはクリアが剥げている部分です。ライト付近まで歪みが発生していることもわかります。
↓ 複雑に歪んでるんで、クオリティを上げるために施工準備でバンパーとライトを外しました
施工後です ↓
↓ 上から
歪みは消し去りました。でもクリア層の剥離が残ってしまいましたね
※近年、動画コンテンツなどで、凹み直しDIYにチャレンジ!てきな動画が多すぎて少々勝手に困惑しております。
僕もそんな動画をよくチェックするのですが「おぉ、お上手!」といえるゴールまで到達している動画はまずないでございますよ
Comments