前回のフィットに続きまして小さいけど難しい凹みの施工例です。
前回は凹みの裏の問題ですが今回は凹みの表面の問題です
お車は現行ゲレンデヴァーゲンのAMGとなります
↓ 凹みの位置はリア角、黄色テープの下方に3cm程。
凹み自体は裏から触れれば問題ありませんって凹み。
まず、どこからツールアクセスしましょうかってのも非常に悩むのですがね、
それよりも悩むのはこのお車、艶消し塗装なんです。なんていうカラー名なんだろう?
メタリックでマット(艶消し)なのであります!
いつもの凹みを可視化させるシマシマボードも映り込みません。あぁ・・
ライトで当ててもボンヤリとしか。うぅ・・・
デントリペアはライトで照らして患部(凹み)を修正していくのが基本なのですが
この塗装は予想していたよりも遥かに見えないのであります
例えると、眼鏡っこが眼鏡なしで作業するような感じであります
しかも塗膜が崩れやすいと思われますので安易なポンチング(叩き落とし)はNG
色々探った結果、なんとかアクセスホールを見つけて慎重に眼鏡禁止状態で
お直ししていきます。※眼鏡はなくとも妥協はせずに工夫して直しますよ
↓ で、通常の3倍くらい時間かけていろんな方法でコマメにチェックしながら、
なんとか施工は完了後です
↓ 景色見で・・景色写らない・・雨降ってるし。
見えなくて発狂しそうになりながらも無事完了です。
それにしても、この修理。もし板金塗装だといったい御幾らになるんでしょうか・・
特殊な塗装のうえにコーティングものってますからね
真正面から。ライトが凄く特徴的です
お見積りの時に新車時のお値段聞いて「ひぇー!」と声がでました。
大抵の人はでるでしょうなぁ
御依頼誠に有り難うございました~