早いもんで12月。一年がまた終ろうとしています
なんだか寂しいというか不思議な気持ちになる毎年この時期なんですが
毎度自分の中で、今年は完全燃焼できなかったなぁー
みたいな反省というか後悔というか懺悔というか、
「これでよかったのか?」という気持ちになります。
こんな気持ちを忘れるために、発明されたのがいわゆる忘年会なんでしょうねw
でもですよ、完全燃焼したら残るのは灰。灰になってどーすんだよ
そこそこでいーんだよ。そーそー。。
と、屁理屈で自分の中でその気持ちを捻じ曲げてまた来年に向かいまする
さて、今回はソリオバンディットのデントリペア施工です。
ボンネット、ルーフ周りに多数の凹み。いわゆる雹害修理です
チョイト見で、黄色いテープの数だけ凹みがございます
雹と記して「ひょう」と読みます。空から氷が降ってくるあの「ひょう」です
因みにデントリペアという技術の発祥はこの雹による凹みを直すためらしいですからね。
この範囲を一般的な板金塗装で修理すると一面にパテがはいって再塗装ということになります
もしくはパネルを交換して再塗装という方向もあります。どちらかというと交換が主流かな。
しかし簡単にパネル交換と申しましたがルーフ(屋根)パネルの交換は非常に大変な作業で
しかもお車を手放すときの買い取り査定などでは修復歴アリ(事故歴アリ)の判定がついてしまいます
できるだけ避けたいところです。
そこで
☆パテもいれない、
☆再塗装もしない、
☆もちろんパネル交換もしない、
デントリペアの出番ですぜー!
氷状態の雹では凹みますが塗装が傷つくことはほとんどありませんので
まさにデントリペアの見せ場ですぜー!
あ、ちなみにボンネットは交換しても修復歴判定にはなりません
一つ、一つ、デントリペアで消していきます。
地道な作業ですがだんだんパネルが元に戻っていくのは見てて、私、結構好きですね
このお車はそれほど大きな雹に降られたわけでもなく凹みも小さいほうですかね
大きい雹だとフロントガラス割れたりするぐらいのもありますからね。
ボンネットは楽な方です。おつぎは屋根周り
↓ 丁寧に慎重に屋根の内張り(ルーフライニング)をおろしていきます
アルファード等、内張りが大きくてしかもテレビ付とか複雑なものはとても苦労します。はい。
↑ この状態からライニングを丁寧に引き出して、屋根の凹みを裏からコツコツと修復していきます
独りでラジオ聞きながら、独り言いいながら延々と日をまたいで作業していきます。
で、完了。↓
大小合わせて160個位の凹みサヨナラ~
ご依頼主様、ありがとうございますー!!